- Googleドライブで削除されたファイルは復旧できるのか?
- Googleドライブのゴミ箱から削除されたファイルを復旧する方法
- 【バックアップが無い場合】ゴミ箱から完全に削除されたファイルを復旧する方法
- 【バックアップがある場合】Googleドライブから完全に削除されたファイルを復旧する方法
- Googleの標準機能を使用してGoogleドライブのファイルを復旧する際の制限事項
- よくある質問
- Googleドライブデータ復旧ウィザード
Googleドライブの復旧について
Googleドライブへのアクセス方法
Webブラウザでhttps://drive.google.comにアクセスします。
Googleドライブで削除されたファイルは復旧できるのか?
Googleドライブのゴミ箱から削除されたファイルを復旧する方法
ステップ1:Googleドライブを開きます。左側のペインで「ゴミ箱」をクリックします。
ステップ2:復旧したいファイルを見つけて右クリックします。
ステップ3:「復元」を選択します。

Googleドライブから完全に削除されたファイルの復旧方法
I. 【バックアップが無い場合】ゴミ箱から完全に削除されたファイルを復旧する方法
1. Googleドライブユーザーの場合 – Googleドライブカスタマーサポート
個々のGoogleドライブユーザーは、ファイルが削除されてから30日以内であれば復旧することができます。この期間を過ぎると、「ゴミ箱」フォルダから完全に削除され、バックアップを事前に取っていない限り、復旧することはできません。しかし、場合によっては、Googleドライブカスタマーサポートが役立つことがあります。このサポートを利用するためには、以下の手順に沿ってください。
Googleドライブヘルプにアクセスします。
注意:削除されたファイルは、削除日から25日以内であるということ、かつ以下の条件が満たされている場合にのみ、カスタマーサポートを通じて復旧することができます。
- ファイルは自分で作成したものであること。
- ファイルはGoogleドライブにアップロードされていること。
- 他のユーザーからファイルの所有権を譲渡されている。
2. 管理コンソールを使用して完全に削除されたファイルを復旧する方法
a)管理者がGoogleドライブから完全に削除されたファイルを復旧する方法
ステップ1:Google管理コンソールにログインします。
ステップ2:「ディレクトリ」-「ユーザー」に移動します。

ステップ3:「すべての組織部門のユーザー」または「選択された組織部門のユーザー」のデータを復旧するかを選択します。その後、対象ユーザーにカーソルを合わせると「その他のオプション」が表示されます。
ステップ4:「その他のオプション」-「データ復元」を選択します。

ステップ5:復元するデータの対象期間を選択し、「アプリケーション」から「ドライブ」をクリックして「復元」をクリックします。

b)管理者が共有ドライブから完全に削除されたファイルを復旧する方法
ステップ1:Google管理コンソールにログインします。
ステップ2:「アプリ」-「Google Workspace」-「ドライブとドキュメント」に移動します。
ステップ3:「共有ドライブの管理」をクリックします。

ステップ4:「すべての組織部門」または「選択された組織部門」をクリックし、復旧したいファイルに応じて選択します。復旧したいファイルにカーソルを合わせ、「復元」をクリックします。

ステップ5:ファイルが削除された可能性のある日付範囲を指定し、「データを復元」をクリックします。

共有ドライブについては、「解決!混同しやすいGoogleドライブとチームドライブ(共有ドライブ)の違い」をご覧ください。
c)削除されたアカウントからGoogleドライブのファイルを復旧する方法
ステップ1:管理コンソールにログインします。
ステップ2:削除されたGoogle Workspaceアカウントを復元します。
ステップ3:以下の手順で別のアクティブユーザーにファイルのオーナー権限を譲渡します。
ステップ4:「アプリ」-「Google Workspace」-「ドライブとドキュメント」に移動します。
ステップ5:「オーナー権限を譲渡」をクリックします。
ステップ6:「オーナー権限を譲渡するユーザー」「オーナー権限を受け取るユーザー」にそれぞれメールアドレスを入力します。
ステップ7:「ファイルを譲渡」をクリックします。
ステップ8:再度、ステップ2で復元したアカウントを削除します。
II. 【バックアップがある場合】Googleドライブから完全に削除されたファイルを復旧する方法
Googleドライブのバックアップ方法についてはこちらをご覧ください。
a)Google Takeoutを使用してバックアップされたファイルを復旧する方法
ステップ1:復旧するファイルを見つけ、そのファイルを右クリックします。
(データをダウンロードした場合、ファイルは「ダウンロード」フォルダにあります)ステップ2:メニューから「すべて展開」を選択し、ZIPファイルを解凍します。
ステップ3:Googleドライブにログインします。
ステップ4:画面左上の「+ 新規」ボタンをクリックし、「ファイルをアップロード」もしくは「フォルダをアップロード」を選択して、ファイルをGoogleドライブに再アップロードします。
注意:Google Takeoutには技術的な問題があることが知られています。また、Googleが企業のサーバーに保存されていたプライベートファイルを無関係なユーザーと誤って共有したという報告もあります。詳細はこちらをご覧ください。
b)Google Vaultを使用して完全に削除されたファイルを復旧する方法
Google Vaultの動作については、こちらをご覧ください。
以下は、Google Vaultを使用して削除されたファイルを復旧する手順です。
ステップ1:管理者アカウントでGoogle Vaultにログインし、「案件」をクリックします。

ステップ2:「案件」-「作成」をクリックし、名前を入力し「作成」をクリックします。

ステップ3:「検索」をクリックし、「ドライブ」を選択します。次に、ファイルを損失したユーザーのメールアドレスを入力します。

ステップ4:「検索」ボタンをクリックして、指定した検索条件に一致するすべてのファイルを表示します。
ステップ5:「エクスポート」をクリックして、すべてのファイルをエクスポートします。

ステップ6:エクスポート処理が完了後、「ダウンロード」をクリックします。 特定のファイルをダウンロードするには、プレビューでファイルを開き、右上の「ダウンロード」ボタンをクリックします。

c)サードパーティのバックアップツールを使用してGoogleドライブから削除されたファイルを復旧する方法
SysCloudのようなサードパーティのアプリケーションは、削除されたGoogleドライブのファイルを手軽に復旧するための効果的で信頼性の高いツールです。SysCloudは、Amazon Web Services(AWS)を使用して完全自動のクラウド間バックアップとリカバリを提供します。これにより、組織は無制限のドメインに対してデータのバックアップとリカバリを行うことが可能になります。
永久に削除されたGoogle Driveファイルを復元するためにサードパーティのツールを使用する必要があるのはなぜですか?
完全に削除されたデータの復旧:ユーザーアカウントが完全に削除されている場合でも、ドライブファイルを復旧します。
カスタマイズされたリストア:単一ファイル、完全なフォルダ、またはドライブ全体を元の場所に直接復旧します。
ポイントインタイムリストア:共有設定やフォルダ構造をすべて維持したまま、ファイルを復旧します。
セルフユーザーリストア:エンドユーザー自信でGoogleドライブをリストアできるようにすることで、迅速なデータ復旧を可能にし、システム管理者の負担を軽減します。
クロスユーザーリストア:ファイルを別のユーザーアカウントに復旧します。
使用状況レポート:アプリケーション内で実行されたすべてのアクティビティを監視し、レポートを生成します。
Syscloudを使用して削除されたファイルをバックアップデータから復旧する手順は以下の通りです。
ステップ1:管理者アカウントでSysCloudにログインします。
ステップ2:上部メニューの「アーカイブ」に移動し、復旧したいデータがあるユーザーアカウントをユーザーアーカイブから選択します。

ステップ3:ユーザー名の横にあるドライブアイコンをクリックして、アプリのアーカイブに移動します。
ステップ4:必要なファイルを選択し、「リストア」をクリックします。


Googleドライブファイルの復元にGoogleのネイティブ機能を使用する場合の制限事項
共有ファイルの自己復旧ができない:自分に共有されたファイルを削除した場合、そのファイルはごみ箱に残らず、復旧することができません。ファイルのオーナーに再共有を依頼する必要があります。
データ復旧可能期間の制限:ゴミ箱から完全に削除されたファイルは、管理者によって削除後25日以内、または共有ドライブから削除後30日以内にしか復旧できません。
細かなGoogleドライブの復旧ができない:これらの機能では、復旧する必要があるファイルを選択することができません。指定した期間内に削除されたすべてのデータを自動的に復旧するため、不必要なファイルがドライブに混在することになり、ストレージ容量を消費してしまいます。
共有権限の喪失: ファイルやフォルダの共有設定を復旧することができません。
復旧ができない:個人用Googleアカウントの場合、削除されたファイルを復旧する方法はありません。
データ損失の可能性:高度な検索オプションでは、ファイルのオーナーでない場合、損失したファイルを表示することができません。
よくある質問
Q:Googleドライブから削除された写真を復旧できますか?
Q:ファイルはGoogleドライブにどのくらいの期間保存されますか?
個々のGoogleドライブユーザーは、削除されたファイルを復旧するために合計30日間の猶予があります(復旧方法については、こちらをご覧ください)。この期間を過ぎると、ファイルやフォルダはゴミ箱から完全に削除され、復旧することはできません。ただし、削除前にファイルをバックアップしていれば別です。
Google Workspaceユーザーの場合、管理者に依頼して、ゴミ箱から削除後25日以内に完全に削除されたアイテムを復旧することができます。Google管理コンソールからファイルを復旧する方法については、こちらをご覧ください。
Q:Googleドライブで上書きされたファイルを復旧する方法はありますか? Google形式のファイル(ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど)の以前のバージョンを復旧するには、
Q:Googleドライブから削除された共有ファイルを復旧できますか? はい、Googleドライブから削除された共有ファイルを復旧することができます。詳しくは、こちらをご覧ください。 Q:Googleドライブはどのくらいの容量のデータを保存できますか? Googleドライブは、デフォルトで15GBのストレージを無料で提供しています。増量するためには、Google Oneアカウントを購入し、ニーズに応じたストレージプランを選択することができます。 Q:Googleドライブはオフラインでも使用できますか? はい。パソコン版ドライブアプリをダウンロードすれば、「マイドライブ」フォルダのファイルをオフラインでアクセス可能に設定できます。また、アプリケーションの設定によって、ドライブとコンピュータのファイルを同期することもできます。