- Gmailで削除されたメールを復旧する方法
- 【バックアップがない場合】Gmailで削除されたメールの復旧方法
- 【バックアップがある場合】Gmailで削除されたメールの復旧方法
- 削除されたGmailの復旧についてよくある質問
- Gmailデータ復旧ウィザード
Gmailで削除されたメールを復旧する方法
Gmailは世界で2番目に人気のあるメールクライアントであり、Gmailユーザーはしばしば削除されたメールやGmailアカウントの復旧を必要とすることがあります。

【バックアップがない場合】Gmailで削除されたメールの復旧方法
Youtube動画「削除されたGmailのメールを復旧するための3つの簡単な方法」をご覧ください。
ゴミ箱フォルダから削除されたGmailのメールを復旧
Gmailのゴミ箱フォルダはどこにあるのか?

I. ゴミ箱フォルダから削除されたメールを復旧する方法
ステップ1:Gmailにログインします。
ステップ2:左側メニューの「ゴミ箱」に移動し、削除されたすべてのメールを見つけます。
ステップ3:削除されたメールの横にあるチェックボックスを選択し、「移動」をクリックします。

ステップ4:移動先のラベルを選択することで、選択したラベルのフォルダにメールが復旧されます。
II. メールクライアントでゴミ箱フォルダから削除されたGmailのメールを復旧する方法
ステップ1:IMAPメールクライアントを起動します。
ステップ2:画面左側のパネルで「削除済みアイテム(または「ゴミ箱」)」フォルダをクリックします。
ステップ3:削除されたメールから、必要なメールを右クリックで選択し、「移動」をクリックします。

ステップ4:移動先のフォルダを選択すると、メールが移動されます。
注意:ゴミ箱または削除済みアイテムフォルダからの復旧方法は、メールが削除されてから30日以内のみ適用可能です。
削除から30日経過後に管理コンソールからメールを復旧する方法
Gmailウェブアプリケーションから削除されたメールを復旧する方法
ステップ1:管理コンソールにログインし、「ディレクトリ」-「ユーザー」に移動します。
ステップ2:対象のユーザーにカーソルを合わせて「その他のオプション」-「データを復元」をクリックします。

ステップ3:対象期間を選択し、ドロップダウンメニューから「Gmail」を選択し、その期間内のメールを復旧します。
注意:管理者は、Gmailのゴミ箱から削除されたメールを削除後25日以内であれば、完全に削除されたメールを復旧することができます。
【バックアップがある場合】Gmailで削除されたメールの復旧方法
Outlookの自動アーカイブ機能を使用してGmailを復旧する方法
ステップ1:すでにOutlookでメールの自動アーカイブの設定をしている場合、画面左側に「アーカイブ」ラベルが表示されます。

ステップ2:「アーカイブ」をクリックし、復旧したいメールを選択し、メールを右クリックして復旧先とする「移動先」を選択します。
ステップ3:指定されたラベル内にメールが復旧されます。
注意:削除されたファイルはアーカイブの保存設定に基づいて利用可能になります。デフォルトの保存期間を1年に設定している場合、メールは作成日から1年間保持されるため、削除しても、その期間内であれば復旧可能です。
Google Takeoutを使用してGmailのメールを復旧する方法
あまり知られていませんが、Google TakeoutはGoogle Workspaceの重要なアプリケーションの一つです。
注意:Google Takeoutをバックアップ機能として使用している場合、アーカイブされたデータをすぐにダウンロードする必要があります。アーカイブのダウンロード有効期限は7日間ですので、その期間を経過するとGoogleはデータを削除しますのでご注意ください。
ステップ 1:Thunderbirdメールクライアントをインストールし、アプリケーションを起動します。
ステップ 2:ページに復旧したいデータのGmailアカウントを入力し、IMAPを選択して「完了」ボタンをクリックします。

注意:ThunderbirdとGmailアカウントを同期させるためには、Gmail側でIMAPアクセスを有効にする必要があります。
ステップ3:メニューから「アドオンとテーマ」を選択します。
ステップ4:アドオンマネージャーの「拡張機能」を表示します。
ステップ 5:アドオンを探すの入力窓に「ImportExportTools」と入力し、「+ Thunderbirdに追加」オプションをクリックしてアドオンをインストールします。
※Thunderbirdのバージョンが14.0-60.以降の場合は非対応です。

ステップ 6:再起動を求められたら再起動します。
【アドオンをインストール後】
ステップ1:Thunderbirdを起動します。
ステップ2:左側の「ローカルフォルダー」を右クリックし、「ImportExportTools」-「Import mbox file」を選択します。

ステップ3:「Import directly one or more MBOX files」を選択し、「OK」をクリックして、MBOXファイルを選択します。
ステップ4:選択したMBOXファイルがThunderbirdのローカルフォルダーにインポートされます。
ステップ5:インポートしたメールを選択します。
ステップ6:選択したメールを右クリックし、「移動」をクリックします。
ステップ7:移動先のメールアカウント、フォルダーを指定して移動させます。
Google Vaultを使用してGmailから完全に削除されたメールを復旧する方法
Google WorkspaceのBusiness PlusまたはEnterpriseプランを使用している場合、Google Vaultを利用してデータをアーカイブできます。
Google Vaultは、バックアップされたGmailデータを直接復旧するためには使用できません。そのため、通常はGoogle Workspace Migration Toolのようなサードパーティアプリケーションを使用して復旧を行う必要があります。復旧前には、以下の手順に沿ってGoogle Vaultからファイルをエクスポートする必要があります。
Google Vaultでメールを検索する方法
ステップ1:「案件」をクリックします。
注意:Google Vaultでメールを検索するには、データを分類するために「案件」を作成している必要があります。
ステップ2:案件のタイトルをクリックし、左側のメニューから「検索」を選択します。
ステップ3:メールアドレス、送信日、キーワードを入力して、「検索」ボタンをクリックします。

Google Vaultからメールデータをエクスポート・ダウンロードする方法
ステップ1:「エクスポート」をクリックします。
ステップ2:エクスポートするファイル名を入力し、ファイル形式を選択して「エクスポート」をクリックします。

注意:利用可能なファイル形式は、MBOXとPSTの2種類です。MBOXはメールの標準フォーマットですが、PSTファイルはOutlookなどのメールクライアントで表示しやすいファイル形式です。Hangoutのデータもこれらの形式のいずれかでエクスポートできます。
ステップ3:エクスポート処理が完了したら、リンクをクリックしてZIP形式でメールデータをダウンロードします。
注意:エクスポートされたファイル(ダウンロードリンク)の有効期限は15日間のみです。
Google Workspace Migration Toolを使用して、Google VaultでダウンロードしたメールをGmailアカウントに復旧できます。
ステップ1: Google Workspace Migrateを起動します。
ステップ2:メールを復旧したいメールアドレスを入力します。
ステップ3:Google Workspace Migrateがメールアカウントへのアクセス許可を求めてきますので許可をします。
ステップ4:ファイル形式がPST形式の場合、ドロップダウンメニューから「PST ファイルから」を選択します。

ステップ5:Vaultからダウンロードしたファイルを選択します。
ステップ6:移行するデータの種類を選択します。
ステップ7:「メール」にチェックを入れて、「移行」をクリックします。

注意:データの移行時間は、メールのデータサイズによって数秒から数時間かかる場合があります。
ステップ8:移行先のメールアカウントを開き、移行したメールデータを確認します。
注意:Google Workspace Migration Toolは、PSTファイルと同じ名前のラベルを作成し、その中にメールをインポートします。
サードパーティのバックアップアプリで削除されたGmailのメールデータを復旧する方法
また、Gmail ユーザーは、Gmvaultを使用して削除されたメールを復旧することができます。Gmvault はGmailのバックアップと復旧を行うためのオープンソースのコマンドラインツールです。ただし、複数のユーザーのメールを復旧する必要がある企業や組織にとっては、これは現実的なツールではありません。
SysCloudは、Amazon Web Services(AWS)を利用して、Google WorkspaceやMicrosoft 365のデータのバックアップと復旧を目的としており、完全に自動化されたオンラインクラウドバックアップソリューションです。
SysCloudを使用してGmailから完全に削除されたメールを復旧する方法
ステップ1:SysCloudにログインします。
ステップ2:上部メニューの「アーカイブ」に移動します。

ステップ3:メールを復旧する必要があるユーザー名をクリックします。

ステップ4:アプリで「Gmail」を選択します。

ステップ5:復旧したいメールのチェックボックスにチェックをし、「リストア」をクリックします。

ステップ6:復旧先のメールアドレスを入力します。

ステップ7:デフォルトでは「カスタムラベルへリストア」が選択されています。これにより、日付を入れたラベル名(カスタムラベル)が作成されます。メールを元のラベルに復旧したい場合は、このチェックを外します。

ステップ8:必要に応じてコメントを追加し、「リストア」をクリックします。選択したメールは指定されたメールアカウントに復旧されます。

SyscloudでGmailをバックアップする方法についてはこちらをご覧ください。
Gmvaultを使用してGmailの削除されたメールを復旧する方法
ステップ1:Gmvaultを起動します。

ステップ3:Enterキーを押します。


Gmail アカウントのバックアップ方法については、「図解でわかるGmailのメールをバックアップする方法」をご覧ください。
削除されたGmailの復旧についてよくある質問
Q:Gmailのメールは削除された後に復旧できますか?
Q:完全に削除されたメールを復旧するにはどうしたら良いですか?
Q:バックアップがない場合、完全に削除されたメールを復旧する方法はありますか?
Q:Gmailのメールが誤って削除された場合、サードパーティのバックアップアプリを使用した方が良いですか?
はい。SysCloudのようなサードパーティのバックアップアプリケーションを使用すれば、損失したデータを簡単に復旧できます。バックアップが自動化されているため、復旧にバックアップが利用できないというリスクが排除されます。
Q:削除から何日以内であれば、ゴミ箱や管理コンソールからメールを復旧できますか?
